小説の一説

これだけだと雰囲気悪いので、今日読んでいた小説の一説でも

たぶんだけれど、白い機体に乗りたかったわけではないはずだ。V字型のアンテナが生えたたったひとつしかない機体にはどうにも共感を覚えられない。嘉穂はそういう子供だった。ぽんぽん壊されていく冴えない緑色の量産型敵機になぜか惹かれた。

いや単に、「優秀だけど自分から前に出て主張するわけではない人」がちょっと困った状況になった時に子供のころを思い出した部分の一説なのですが、ちょといい感じかと。