霊峰マウンテン
訳あって月火と名古屋に行ってました。せっかく名古屋まで来たので、かねてからの懸案事項であったマウンテン登山を慣行すべく、シェルパのid:mbrさんにお伺いを立てたら、お忙しいところスケジュール調整をしていただき、
早朝より登るのが良かろう
という心強いお返事を。
朝からの登山は体調的に不安もありましたが、スケジュールの合間を縫っての登山なのでやむを得ず、朝っぱらから八事日赤駅に集合
みんなぶつぶつ言いながらも時間通りに集合。エライネ
その後は徒歩にて麓まで移動。テクテク歩いていると遠くに霊峰の看板が見えてきました。
この辺りで、一部隊員の足取りが重くなるもなんとか無事麓まで到着。
こじゃれたたたずまいにちょっと落ち着きを取り戻すも、霊峰ならではのプレッシャーに胃がキリキリしてきました。
ともあれ、ここまで来て引き返すわけにも行かず勢いよくドアを開けて中に入るといきなり
いちごすぱ
とか言う理解不能なカワイイポップに目がくらみます。
これにもめげず奥に行くと、「あつげしょう」とか「赤いワンピース」とかおよそ食べ物屋とは思えないポップが・・・
この辺りで遭難しそうだったというか、遭難しておけば良かったというか、とにもかくにも一行は第一キャンプ地点となる席に通されました。
ご注文おきまりですかぁ?
しばらく考えさせて下さい・・・
というやりとりの後、シェルパを中心に作戦会議。
6人のうち何人が攻めて何人が守るかを様々な角度から検討した結果、
攻撃:シェルパ、き、K君、しろたん
守り:mo、pyotaro
という布陣で臨むことになりました。More specifically,
シェルパ:甘口メロンスパ+ウーロン茶
き:甘口イチゴスパ+紅茶
K君:チョコレートパフェ
しろたん:ギガントピラフ*1+アイスカフェオレ
mo: アメリカンコーヒー
pyotaro: コーンリゾット+レモンティ
です。
先手マウンテンの攻撃:チョコパ
ぎっしり感はありますが、これなら楽勝って感じのサイズです。3のダメージ。
赤いのの正体がケチャップだとわかるまで緊張が走りましたが、これも思ったよりはまとも。さらに5のダメージ。
先手マウンテンの攻撃:メロンスパ+イチゴスパ
〜ここから走馬燈モード〜
- 何この色
- でも思ったより大きくないよねぇ
- これだったら行けるんじゃね?
一口食べて
...
....
.....
.......
..........................orz
以上。3手をもちましてマウンテン名人の勝利です。
って、マウンテン名人の攻撃だけかよ!!
ともあれ、結果。
シェルパ:余裕の完食
K君:完食
しろたん:滑落
mo: 当然完食というか完飲
pyotaro: 滑落
サポート部隊を除くと2人生還、2名滑落死という惨憺たる結果となりました。
以下感想。。。
行く前の想像としては、かなりの人気店だし、量が多いだけでそれなりに( ゚Д゚)ウマー物だと勝手に期待していました。しかし!!量はさておき味がすごいです。
ピラフは「作り損なったらこんな味になることもあるよねぇ」
って感じですが、甘口スパは
どうやったらこの味を作り出せるのか!?
とか小一時間語りたくなる味でございます。一言で言うと
It's chemical!!
って感じで、天然素材だけでは実現不可能な味でございます。そもそも色からして、何を混ぜればこの手の色が出るのか・・・
想像を絶する味なので例えようが無いのですが、あえて例えると「大昔駄菓子屋にあった粉ジュースと砂糖をまぶしたスパの上に、新鮮なイチゴとキウイを乗せて、甘いクリームをたっぷり掛けた感じ」の味がします。
こう書くと、スパにクリームとかあり得ないと思うと思いますが、このマウンテンのスパに於けるクリームは、
断崖絶壁にある数少ない足場
にも例えられる名脇役です。つまり、クリームは甘ったるいとは言え所詮クリームですので、食べられます。問題は本体のスパなのです。これは何らかのサポート無しでは食べられません。
百戦錬磨のシェルパもおっしゃってました。
Spa should be treated carefully, and they should be eaten by wrapping by plenty of cream. They are quite dangerous. If they touch your tongue, you must be...*2
と。。。。
今ならこの言葉が理解できますが、二度とこの言葉が役に立つことも無いでしょう。というか、役に立って欲しくないです。
と言うことで、ネタとしては最高に( ゚Д゚)ウマーなマウンテンですが、思った以上にパンチの効いた味なので、素人さんが興味本位で近づくのはやめましょう。
本当にすごいので、軽くネタ気分で行くのは避けるべきです。ただ、山から下りて食べた普通の食べ物のおいしさは異常ですので、そういう非日常体験がしたい人にはオススメ。。。かも。。。